去年くらいから、僕はそばを打つようになりました。生粉打ちのそばです。そばは素人が手を出せるものではないと思っていたのですが、見た目の悪さなどを気にしないのならば、思ったより手軽にできるようです。
最近は、インターネットを検索すれば手打ちそばを解説したページがたくさんあります。僕が特に参考にしたのはこのページです。
かないまるさんのホームページ
また、ツイッターで風さんに色々教えてもらっています。製粉所にそば粉を直接買いに行くという発想は僕にはありませんでした。(というか石臼で手挽きそば粉を作るとか凄すぎる)
インターネットを覗けば、そういった先立のアドバイスを参考にできるのですから、本当にすごい時代になったものです。
実際にそばを打ってみて、面倒なのはつゆや出し汁を作ることです。
実はそば打ち自体は意外に手間がかからないもので、思い立ったら粉から30分弱で麺にすることができるんですよね。しかし、茹でたそばの麺それだけを食べ続けるのは辛い。やはり、つゆや出し汁が必要になる。
これが意外に面倒なのです。本格的にかえしから作るのなら寝かし時間などを考えると最低でも3,4日は必要になる。そば用の出し汁もカツオを効かして濃厚に作らないといけない。まあ、かえしなどはまとめて作っておけばいい話なのですが、計画性がない僕は思い立ったらすぐ食べられるレシピを用意したい。
そば切りのときに出る端の部分で色々試してみたのですが、そばって実はサラダ感覚で食べられるんですよね。野菜やドレッシング的なものとの相性が悪くない。この路線は有望そうだ。
というわけで、最近作っているトマトドレッシング使用のそばの画像を載せておきたいと思います。
画像をどっこいしょっと。
トマトドレッシング使用そば、味付けは醤油バージョン。緑色のものは空芯菜の芽です。醤油に対する未練を捨てきれなかったせいで中途半端になってしまったなあ。
思い切って醤油や具材を省いて、トマトドレッシングだけで和えてみたもの。ここまでやると逆に寂しいですね。あと、少し甘みが欲しいと思いました。
なお、トマトドレッシングに使っているのは、すりおろしトマト、オリーブオイル、塩、レモン汁です。さらに、普通のドレッシングは香辛料としてニンニクなんかを入れるのですが、香りの支配が強くなりすぎるのでニンニクは外し、代わりにそばと相性の良い大根おろしを入れています。
いろいろ反省を生かした改良版。見た目の貧相さや甘み不足を、蒸し野菜を加えたり、トマトの量を増やすことで補ったもの。
バランスがとれた良い出来ですね。ちゃんとしたそばを打っている人には怒られるかもしれませんが、味は悪くないと思います。
こんな感じでそばの食べ方をいろいろ試しています。トマトだけではなく、醤油を軸にした簡単和えそばも試していきたいです。
贅語
僕は冷やしてキリッとしたそばよりも柔らかいそばの方が好きなようです。近所のそば店を3,4店回ってみたのですが、生粉打ちで柔らかいそばに惹かれました。
ちなみに、僕の評価と食べログの評価を比較してみると、綺麗に真逆になっていました。食べログで「そばを冷やしていないのでキリッとした食感がないじゃないか(激怒)」みたいな批判をされている店の方が僕の好みに合うんですよね~。
自分が美味いと思うものを他人は美味いと思っていない可能性を見せつけられた僕は、二十億光年の孤独にくしゃみをするのでした。 おわり
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