2014年11月19日水曜日

ココナッツミルクを使ったチャーハン

カレーにココナッツミルクを使ってみたところ、これがベストマッチ!…なのは良かったのですが、ココナッツミルクが大量に余ってしまいました。どうにかして使い道を見つけないと……。

ということで、ココナッツミルクを色んな料理に使ってみたいと思います。今日のお料理はココナッツミルクで炊いたお米を使ったチャーハンでございます。


材料はこんな感じ。卵の横にある氷の棒のようなものが凍らせておいたココナッツミルクです。

ココナッツミルクでご飯を炊く目的は二つ。

一つ目は単純に前述のような事情でココナッツミルクが余っていたから。まあこれは料理外在的な要因であんまり言うことはないです。

二つ目の目的は、チャーハン向きのパラパラご飯を炊きたいというところにあります。一人暮らしを始めると、みんなとりあえずチャーハンを作りますよね。僕もチャーハンから入ったんだけど失敗ばかりで……。パラパラに炒めることができないんですよ。

それで、どうしたらいいのか色々考えました。よくあるのがフライパンで炒める前に卵を混ぜてしまうという手。でもこれでやるとパラパラにはなる反面、食べたいチャーハンとは別物になっちゃうんですよね。パサパサ感のある仕上がりになりがちなのも困る。

次に考え付くのがガンガン油を入れるという手。これも上手くいかなくてねえ。油ギッシュなチャーハン苦手なんすよ。うーん、どうしたものか。水分を飛ばした冷やごはんを使うという手もイマイチ成功しない。

僕はここで発想を変えてみました。これらの工夫はご飯を炒める時点を中心に考えすぎているのではないか。そこで問題が解決されないなら、さらに遡ってご飯の炊き方を工夫するべきではないのか。

まあ要するにチャーハン用に固めにご飯を炊くってだけなんですが、僕にとっては革新的な思いつきだったのです。その方針で色々試した結果、今までは昆布出汁でご飯を炊くことにしていました。ただ水分を減らすだけじゃなくて、何か混ぜて炊いた方がパラパラになりやすいんです。

それで満足していたんですが、もっとパラパラになる混ぜ物があるんじゃないだろうかと。あと、炊きあがったご飯の旨み不足にもどうも納得できない。グルタミン酸効果があるはずなのに、なーんかパンチがないんですよ。

そこでココナッツミルクです。カレーに突っ込むと良い感じでうま味と甘みを補強してくれますよね。これを使えばご飯バラバラ効果も旨み効果も両方期待できるでしょう!



んでココナッツミルクを使って炊いたご飯でチャーハンを作った結果がこれ。

おお、炒めやすい!僕みたいな下手くそでも比較的パラパラになった!わりと旨み感もあるし、いいぞ~。

けれども、思わぬ落とし穴が…。ご飯を炊こうと鍋を火にかけたらすぐコゲの臭いが!まあ当然ですけど、ココナッツミルクみたいなネバッとしたものを混ぜてご飯を炊くと焦げますよね。少し火を落とし、焦げないように注意して炊くことになりました。

口に入れたときにもびっくり!ニンニクやショウガを入れたら大丈夫だろうと思っていましたが、ココナッツミルクの香りが強い強い。こりゃココナッツミルク苦手な人は食えそうにないですわ。

でもまあ、ココナッツミルク入りのご飯はチャーハン用としてはアリですね。今回はちょっと入れすぎて弊害が出たということだと思います。次回チャレンジするなら量を減らしてですね。今回の半分くらいでも十分パラパラ効果と旨み効果が期待できそうです。

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